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保険契約の見直し |
2005年9月1日 00時00分 |
企業経営者の皆様方の中には、積極的に生命保険契約を活用されている方々も沢山おられますが、あまり関心をお持ちでなかったり、またはできれば関わりたくないと思っておられる経営者の方々も沢山おられます。現在契約されている保険内容などをあまりご存知でないこともあるようですが、いちど確認されてみてはいかがでしょうか。
まず、企業を経営されていて、過去の設備投資などにより多額の銀行借入金が残っている場合には、経営者にもしもの事故あるときに充分な保障が確保されているでしょうか。中小企業の経営者は、企業にとって最も重要な営業マンであり、技術者である場合が殆どです。経営者自ら企業経営を一身に背負っていても、個人保障されているであろう銀行借り入れは、たとえ企業が継続しなくても次世代が負わなければなりません。
逆に保障の必要がなくなっている場合もあります。企業経営者に関わらず個人的な生命保険の場合にも当てはまりますが、長期に同じ保険契約で掛け続けているような場合です。被保険者が若い場合には子供も小さく、もしもの事故あるときには妻子の生活に必要な 保障が必要です。しかし年月が経過し子供も独立した後ではむしろ自己の老後の生活資金を確保することの方が重要になってきます。企業経営者の場合でも例えば設備資金の銀行借り入れも返済が終わり、経営も専務に任せて大丈夫、という時期に経営者を被保険者とする大型保障は必要ありません。むしろ退職資金の積立の方が大切になってきます。
ニーズは時の経過により変わってきます。同じ金額の保険料を支払っているのに保険の内容によって結果が大きく異なります。
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