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河瀬直美監督とミシュランガイド |
2007年6月5日 09時25分 |
第60回カンヌ国際映画祭にて「殯(もがり)の森」がグランプリ(審査員特別賞)を受賞しました。河瀬直美監督は奈良市紀寺町出身で、一条高等学校の卒業生ということです。奈良弁と奈良の景色を世界中の人が知ってくれることでしょう。
ところで、ミシュランガイドでも奈良は高い評価を得ました。今年4月フランス語の日本旅行ガイドブックに日本の観光地の格付け(星)されたものが発売されたようです。ミシュランガイドはレストランやホテルを星の数で表したもので、三つ星レストランや三つ星ホテルなんていう言い方をご存じだと思います。(ミシュランの格付けは三つ星が最高)。奈良は京都、東京と並んで三つ星です。奈良では必ず見るべきポイントとして紹介されているのは、興福寺阿修羅像、東大寺、法隆寺、法隆寺の金堂・百済観音・玉虫厨子、中宮寺弥勒菩薩ということです。ちなみに、横浜・神戸は一つ星で、奈良県民としては意外に感じるところです。
しかしピアノの保有率と女子短大の進学率だけがトップクラスで、インフラ整備その他はいつも下から数番目という奈良に住んでいる私たち自身が自信を無くしていたのではないでしょうか。フランス人から見ると(カンヌもミシュランもフランス)奈良は良いところなのです。奈良に自信を持って世界に発信した河瀬監督に勇気づけられます。
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