出川洋税理士行政書士事務所(奈良県香芝市)

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近畿税理士会葛城支部会員 税理士 出川 洋
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正倉院展
 先日、家族で正倉院展を見てきました。もちろん今までに何度も行っているのですが、息子が学校で日本史を習うので、興味が湧いたらしく、正倉院展に行ってみたいと言い出したのがきっかけでした。今回は60周年の割には、あまり有名なものが出品されていませんでしたが、その有名ではない器類を、いままでとは違った目で見てきました。

例えば宝物が入っていた箱や器が現代に伝えられていることに、改めて感心しました。木の箱や植物の繊維で編んだ器などです。大切な物を保管するための器自身が丈夫に作られていて、現代まで伝えられているのを見て、これこそ究極の環境対策ではないかという気がしました。いろいろな記録が書き込まれた書類も残っていますが、紙の資料があんなに美しく残っているのも、今から考えると奇跡的かもしれません。現代の紙はもっと早く劣化するのですから。このようにして正倉院御物を眺めながら、私は環境問題のことを考えていました。

風力発電や、太陽光発電ってどの程度石油エネルギーにとって変われるのでしょうか。太陽光発電は、液晶フィルムの開発などで、まだまだ効率が良くなるらしいのですが、やっぱり石油エネルギーにとって代わるのは原子力なのだろうと思います。しかし原子力がクリーンエネルギーかというと、そうでもありません。設備や廃棄物は人類の英知を結集して将来、永遠に管理し続けないといけないのですから。だからといって絶対駄目と言うわけにもいきません。人類が生きていくためにエネルギーは必要なのだから、一方に比重をかけすぎずにうまくバランスをとっていくしかないのだろうと思います。

個人レベルで、環境問題を考えるときには、結局、便利さをどこまで我慢できるかっていうことなのだと思います。使い捨ての安物を、大量消費するのではなくて、非常に高価であっても良質で丈夫なものを、大切に何世代にも渡って使用するような生活が見直されるべきなのだと、いったようなことを正倉院展を見て考えていました。

 
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新年おめでとうございます
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

昨年大晦日に陳舜臣の『論語抄』を買いました。なぜかその日の朝から「論語」が読みたいと思い、イメージにぴったりの本を見つけました。「道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ」論語の一節ですが、孔子も芸に遊んだのでしょうか。ここでいう「芸」とは「礼」「楽」「射」「御」「書」「数」の「六芸」(りくげい)を指し、どうやら一般教養のことをいうようです。すなわち、作法、音楽、射的、御馬、アート、算術というような趣味が紳士のたしなみだというのです。私はゴルフをしませんが、現在でいう紳士のたしなみにゴルフが入るでしょうか、なんとも微妙なところです。

 さて、何故この一節に目がとまったのかといいますと、「芸」=「エンターテイメント」が嘆かわしい状況になっていることを、年末年始にかけて痛切に感じたからです。日本のエンターテイメントはどん底の状態ですね。テレビに頻繁に出てくる芸能人はちょっと面白い(または下品な)素人と、歌の下手な歌手がほとんど。結局、何度も点けたテレビを消しました。でも本当は、日本にも本物のエンターテイメントがどこかにあるのでしょうね。格差が明確になり、庶民の手が届かないところに、庶民の目が届かないようにして。

 「先ず行え。その言はしかる後にこれに従う」という一節も気になりました。今年は選挙の年ですが、選挙が近くなると、やたらと素人評論家が増えます。酒を飲みながら政治談義に花を咲かせるのも楽しいものですが、酒が入る前からの熱の入った素人演説は困りものです。こんな世の中ではだめだと言う前に、まず行動を心がけたいものです。

 酒といえば「不為酒困」(酒の失敗はないように)という一節もあります。年末年始にかけて、酒を飲む機会が沢山あります。私は祖父が大工の棟梁だったので、小さいときから酒の席を見てきましたし、自分自身、色んなメンバーでの酒の席を経験してきました。酒の席には決して無礼講なんてものはありません。酒の席での失敗は、取り返しのつかないその人の評価に繋がっています。上手に楽しい酒の飲める人でありたいものです。

 
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河瀬直美監督とミシュランガイド
第60回カンヌ国際映画祭にて「殯(もがり)の森」がグランプリ(審査員特別賞)を受賞しました。河瀬直美監督は奈良市紀寺町出身で、一条高等学校の卒業生ということです。奈良弁と奈良の景色を世界中の人が知ってくれることでしょう。

ところで、ミシュランガイドでも奈良は高い評価を得ました。今年4月フランス語の日本旅行ガイドブックに日本の観光地の格付け(星)されたものが発売されたようです。ミシュランガイドはレストランやホテルを星の数で表したもので、三つ星レストランや三つ星ホテルなんていう言い方をご存じだと思います。(ミシュランの格付けは三つ星が最高)。奈良は京都、東京と並んで三つ星です。奈良では必ず見るべきポイントとして紹介されているのは、興福寺阿修羅像、東大寺、法隆寺、法隆寺の金堂・百済観音・玉虫厨子、中宮寺弥勒菩薩ということです。ちなみに、横浜・神戸は一つ星で、奈良県民としては意外に感じるところです。

しかしピアノの保有率と女子短大の進学率だけがトップクラスで、インフラ整備その他はいつも下から数番目という奈良に住んでいる私たち自身が自信を無くしていたのではないでしょうか。フランス人から見ると(カンヌもミシュランもフランス)奈良は良いところなのです。奈良に自信を持って世界に発信した河瀬監督に勇気づけられます。
 
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